全一冊

松陰先生から、今だからこそ見習わなければいけないと思った。

『誠実』、『謙虚』、『反省と自己嫌悪』、『純粋無垢』、『損得抜き』、『命がけ』

今は個々人が自分自身さえよければ別にいい、相手など関係ない。私もそうであり、弱い人間である。

今まで疲れているから座ってもいいだろう、したくないことだからしれっと逃げたり。

松陰先生は、損得抜きに誠実に過ごした。どんなことでもやり、全員を平等に見て誰からでもどんな出来事からも学ぶ姿勢を貫いた。

また、自分におごらず常に欠点があることを認めていた。

現に、アメリカ行きを企て失敗したときに嘘をついた。その際に、『自分を卑怯で汚いこと』を認めた。
そこで、反省と自己嫌悪を繰り返し二度とそうならないように(『自分を高める』『他人にとって喜ばれるように』動いた)次から全てさらけだし勇気のある人間へと変わっていった。

また、常に1回きりとして一期一会を大切にし、誰からも学んだ。死を覚悟してまで約束を守る。どんな状況でもいい点を見つけ適合させた。

今は、自分が都合のいいように、見たいものをみて、自分自身を守るために保身に走る。自分にしか矢印が向いていない。自分の汚い部分を見て反省と自己嫌悪を繰り返して変えていかなければいけない。汚いことを認めないと自分では気づかないところで悪さをする。

自分に正直に他人に対して、本気で誠実に命がけで向き合うことができればまた違う人間関係や人生が開けるのではないかなあとふとおもった。