転々

家族の歪みが、その子供の人生に影響する。

この本の主人公文哉は両親に捨てられ、養父母のもとへいったが養父母も事故や事件発生により行方をくらました。

一人で生きていくには、まだ早すぎる。小さい頃から親を通して、考え生きていくことで人との関係の作り方を学ぶと思う。
この大事な時期に親がいなかったり、親から力で押さえつけられるとその後の人生に影響が出てくる。
心は空のまま、抜け殻のように生きていく。現に私もそうである。感情を見いだせなかったり、笑えなかったりもした。
でも、今は色々な価値観にふれ少しずつ変わっていると実感できる。
重く感じていたこともそんなに辛くなくなってきた。

何かのきっかけで人の人生は大きく変わってくるとおもう。この本では、美鈴という女性がポイントである。文哉の『初めて生きていると感じた。』の発言が示していると私は思う。


出会いをきっかけに私も少し変われたと思う。今を大事に本やブログを通して勉強する時間を大事にし、熱意をもって愛せる女性と出会えるようになりたいので、生きて本気の努力を怠らない。