限りなく透明に近いブルー

痛みによって周囲から際立ち、痛みによって自分が輝く。
全く苦しみのない人生より、苦しみ抜き日々を乗り越え壁を越えていった人生の方が人として厚みができ意義深い。

主人公のリュウとリリー周りの仲間らがアパートの一室で、ヘロイン、モルヒネニブロール等の薬物を多用し、女でも暴力を振るい、セックスをする。普通では絶対にありえない日々を目の前にしリュウは感情を出さず、ただ見ているだけである。助けも止めもしない。

何もできない、変わらない日々、誰かに支配されてもどかしい。どこかでリュウは傷つき空っぽの人生を続けてきたのだろうと思う。

私も、家族からの信頼を得られず、ゆわれのない事実を認めざるをえなかった。そこから人との関係に悩み苦しみ傷つけられたこともある。心が空っぽで生きずらかった。

リュウも私も空っぽの人生を支配からの脱するために、痛みや苦しみと向き合わなければいけない。
リュウは、ガラス片を左腕に刺し、血のついたガラス片をかざした色が苦しみ向き合った結果えたものである。
少しずつ、痛みや苦しみに向き合う上で多くの価値観や考え方にふれる。今していることを着々とする!これが今私が大事にしていることだ。

コンビニ人間

自分の意思とその先の道を持たないと個が潰れる。

社会はその人自身の意思を考えず、普通にいきることを要求する。

普通に生きて、小中高大に行き勉強し、安定した企業、公務員を進め、やりがいのない仕事をし、結婚して、子供を持つ。

これが一番正しいと世の中に定着させ、次の世代へと同じように引き継ぐ。

自分で自分の道を決めて突き進む人を嫉妬し、挑戦心を叩き潰す。生きているが、中身は空っぽで死んでしまう。そうなると、とことん人生がつまらなく感じ、人としての輝きや生気を失う。

生を受けたのに全うにあらゆることに挑戦し戦わないと誠実ではない。個姓を突き抜け、批判に恐れず、自分で道を決めて突き進むことを忘れないように。

主人公のように、自分の一部になるような仕事を見つけ輝く人生をおくりたい。

細井平州先生

為せば成る。

自分で何かを成し遂げようとするとき、誰かからの批判や世間体や生活の保障を

理由として自分で自分に限界を作っている。

批判や世間体、生活を損なう恐怖に負けず自分で自分の道を見つけ歩んでいる人は

他のただ生きているだけで実際は死んでいるようなひとよりも輝いている。

話す言葉も他の誰よりも深いし思いもあり佇まいも輝いている。

外、内面が出来ている。

私もそうなりたい!

まずは、自分の道を見つけること。相手の立場で考えて、行動する理念や目的を持つことである。

それが見つかれば、ただ単に勇気を持ってそれを貫く。

細井平州先生と上杉鷹山(治憲)との関係や勉学からそれを学んだ。

また、特に鷹山と幸姫との場面。

重度心身障害をもつ幸姫が鷹山に対し小さな人形に化粧道具で自分の顔を書き写し鷹山に渡した。

相手の立場を考えて行動した幸姫と重度の障害を乗り越え挑戦する心。勇気を持って行動したのだろうと思う。

為せば成る。ハンデもない自分が壁を多く作り諦めて情けなく感じた。

自分でもなせばなると強い勇気をもらえた作品であった。

転々

家族の歪みが、その子供の人生に影響する。

この本の主人公文哉は両親に捨てられ、養父母のもとへいったが養父母も事故や事件発生により行方をくらました。

一人で生きていくには、まだ早すぎる。小さい頃から親を通して、考え生きていくことで人との関係の作り方を学ぶと思う。
この大事な時期に親がいなかったり、親から力で押さえつけられるとその後の人生に影響が出てくる。
心は空のまま、抜け殻のように生きていく。現に私もそうである。感情を見いだせなかったり、笑えなかったりもした。
でも、今は色々な価値観にふれ少しずつ変わっていると実感できる。
重く感じていたこともそんなに辛くなくなってきた。

何かのきっかけで人の人生は大きく変わってくるとおもう。この本では、美鈴という女性がポイントである。文哉の『初めて生きていると感じた。』の発言が示していると私は思う。


出会いをきっかけに私も少し変われたと思う。今を大事に本やブログを通して勉強する時間を大事にし、熱意をもって愛せる女性と出会えるようになりたいので、生きて本気の努力を怠らない。

ブレイクスルー思考

全ての事象に意味があり、いい悪いはなく全てに価値がある。
この言葉にすごく助けられた気持ちでいます。
私の容姿、両親を自分で選んだことに意味がある。今までは容姿や家族関係などで不満があり自分も親も憎んでいました。この本に出会えて、考え方が変わりました。試練であり、生まれもっての使命のようにも思えました。学生時代のいじめられた体験も。病院で働いているのも。人を救いたいという思いがあってのことだと。僕自身には人を傷つけないようにと教えてくれていて、心を痛めている人に少しでも力になりなさいと教えてくれているのかもしれない。

暗闇を呪うより、一本のキャンドルでも火をともそう。

男の色気の作り方

惹き付ける雰囲気や色気正直今まで抽象的でわからなかった。

・経験したことを自分の言葉で伝える。

魅力的な男は、いい経験をしている。自分で自分がしたい仕事、遊びをしてる。誰にすがるわけでもなく、リスクをとって努力を積み重ね、批判を恐れず考えを曲げずに生きている。それまでの過程で苦しかったことや楽しかったこと様々な経験がその人の雰囲気や色気になる。
つまらない話や自慢話より、百倍そのような話ができると人間らしさが出て個性も出る。それがあってから、この本のテクニックを使用できれば強い。

今できることは、色々な本を読むこと。人との出会いを大切にすること。
どんなことにも挑戦すること。自分で自分の人生を歩むために。

砂の栄冠

きっかけをつかむまでの準備の努力と、きっかけをつかんだあとの目的達成までのなりふり構わない本気の努力。

主人公の七嶋くんは、一つ上の先輩中村くんが中学の時、支えてくれた恩を高校で100年の歴史上、初甲子園出場をかけ努力していた。中村くんの宿命を背負う手助けをしていた。惜しくもそれはあと一歩のところでかなわなかった。

代替わりしキャプテンになった七嶋くんにきっかけが舞い降りる。トクさんから1000万円を預かりそれで甲子園に出場してくれと。これを中村くんのときに渡せれば辛い思いさせずにすんだのにと悔やむ。

宿命や努力や思いを背負った人間にしか、きっかけはつかめない。監督やob会らは自分に何かを背負い努力したり、宿命をかし戦ったことがない。

そういう人に信頼が寄せられ、リスクをとったきっかけをもらえる機会が訪れる。

その機会に対し、トクさんの思いとその思いに紳士に向かい合いそれに同じくらいのリスクをとった努力で応えた。その努力が多くの人から支えを受けることができた。甲子園の戦い方を教えてくれた滝本さんら、ノックマン、マットさん。

その、きっかけを機に七嶋くん自身が変わり強くなり、チームもその姿勢に感化され変わることができた。

どんなに強くなっても、恩やきっかけを受けた人に対し謙虚でその期待に答える。
それまでにきちんとした本気の努力をしないといけないと感じた。今できることを全力でしよう。